隠れ家

世も末なのは子ども自身のせいじゃない。なぜならその児童公園は、今や「大声を上げること禁止、ボール禁止、ラケットもバットも禁止、飛ぶもの全部禁止、車輪禁止、もちろん自転車も禁止」なのだから。

野球もサッカーもドッヂボールもフリスビーも一輪車もローラースケートもバトミントンすらできない公園で、白熱したケイドロもが許されない公園で、小学生男子たちはひっそりと、興奮した声も上げずにDSに興じているのであった。家で一人で遊ぶより、それでも仲間と一緒が楽しいのだろう。

かつての数々の遊具は安全管理上の問題で撤去そもそも、昨今の児童公園からは次々に遊具が消えているのに諸賢はお気づきだろうか。まず筆者が子どもの頃には普通どこにでもあった「回旋」する遊具が今、児童公園からほとんど撤去されている。

吹っ飛んだ、骨折した、手を挟んだ、落下した、それら事故の責任の所在を子ども自身の能力や運動神経には帰せず、あくまでも「遊具の安全管理上の問題」にした一連の世論。加えて老朽化も理由に改修や改善ではなく「撤去」で対処した行政に対して、各種クレームはその後、斜め上な角度からどしどし押し寄せたのだと推察する。

禁止禁止禁止……「どうせいっちゅうねん!」先述した子どもに対する各種禁止事項に加え、犬の散歩禁止、楽器の練習禁止、朝のラジオ体操と太極拳禁止……と、「どこかの誰か」の権益?を脅かしたことに対する禁止事項は、大人の余暇にまでも遠慮なく牙を剥いていく。

「くさい」「うるさい」「あぶない」。そのいずれでもない無害なDS小学生にすら、「みぐるしい」という声が寄せられたと先日耳にした母たちは、「どうせいっちゅうねん!」と怒り心頭に達し、道ばたで吠えたものだ。公園という場所では、人は何もしてはいけない。というか、居てもいけない。「空間」のみあるべし。

真冬の公園にDSする小学生がたむろしている理由 - Ameba News [アメーバニュース]
  1. buri811criticalrideからリブログしました
  2. criticalridebuttobimaruからリブログしました
  3. buttobimaruの投稿です
To Tumblr, Love PixelUnion

We're updating Fluid!

Soon, we'll be updating the look and feel of this theme. Read about the changes here. You can easily turn off this notification in the theme customization panel.

Close